集中力1.0

最近は生活リズムが崩れ気味なのでなんとか元に戻したい加藤です。

今日のテーマは集中力です。

皆さん集中力には自信がありますか?

 

今回の話で触れるのは、集中力を上げる方法としてよく取り上げられている、タスク管理術とか、環境づくりの話とか、フロー状態への入り方のようなよくある集中力アップ本に書かれているような内容ではありません。

そもそも集中力とは何か?という根本の部分を話していけたらなと思います。

 

まず初めに、一般に「集中力」と呼ばれるスキルは人間には備わっていないという話があります。そもそもそんなものは存在しないんじゃないか?ってことです。

えっ?!と思う方もいるかもですが、例えば考えてみてください。

学生の頃に嫌だった夏休みの宿題に皆さんはどうやって取り組んでいたでしょうか?

僕なんかは、最後の週にまとめてこなすタイプだったのですが、それでもプリントを開いてはテレビに目移りし、教科書をカバンから取ろうと思って気付いたらマンガを読んでいたりするようなことがよくありました。笑

いざ宿題に手をつけ始めてもそこに意識を向け続けることがとても嫌でした。。

 

そんな僕の夏休みの流れを振り返った時に、一般に僕は集中力のない子と言えると思うのですが、集中力というのは異なる複数の能力を組み合わせたものであるということに気付いてもらいたい。

つまりこの場合だと、僕のスケジュールやモチベーションの管理能力、注意の持続力(アテンションコントロール)、セルフコントロール能力といったいくつものスキルが組み合わせたものが集中力と呼ばれるものなのです。

 

だからなんだよ!って思うかもですが、こうして自分の集中力を細分化することで自分に足りていないスキルがどこなのかが明確にわかります。

より具体的に捉えることが可能になるのです。

集中力アップ本に書かれていることに効果があるのは、このそれぞれのスキルに関して深掘りしたものが多いからなのではないでしょうか?

本を選ぶ際には自分が欲しいと思うスキルについて具体的かつわかりやすく書かれたものを選ぶと良いと思います。

 ここで理解して欲しいのは集中力に関する正しい認識と、それは誰でも鍛えたり習得することができるものだよってことです。

次回からは集中力を得るためのスキルについて具体的に一つずつ触れていこうと思っています。

というわけで、次回、自己効力感編に続く。

ではではー。