ストレス社会とバンドマン

早速ですが、皆さん、ストレスは感じていますでしょうか??

もしくは、ストレスを感じないように他のことで紛らわせていますでしょうか??

 

最近ではオンライン飲み会というのが流行っていますが、ついつい飲み過ぎてしまって次の日も特に何かをするわけでもなくだらだらと過ごしてしまい自己嫌悪を繰り返す。

そんな毎日とおさらばできるように役に立ちそうな話をもってきました!!

 

こんな人に読んでほしい!!

  • 不安やストレスに悩まされている
  • おうち時間についつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまう
  • 頭痛や不眠に悩んでいる
  • 先の見えない将来が不安である

 

おうち時間な人も、そうでない人もいかがお過ごしでしょうか。

私の姉はとある病院で働いているのですが、最近になってコロナ患者の受け入れが始まったらしく、ますます忙しそうです。

医療関係者もそうですが空港職員やコンビニ、スーパーの販売員さんなんかも休むわけにもいかず大変な毎日を過ごしている、というのは私の身の周りからも聞くところです。

最近では緊急事態宣言の延長も決まり、健康面、経済面において先の見えない不安を感じている人も多いと思いんじゃないでしょうか?

かくいう私もバンドマンの端くれ。何とも言えない歯痒い感じの毎日です。。。 

早いとこライブしたいなぁとか、打ち上げでワイワイやりたいなぁとか。笑

ライブというアウトプットがなくなってモチベーションガタ落ち!からの活休、解散とかもあるようで嫌ですね、ほんと。。。

ライブというものが生きがいのバンドマンにとって、あるいはライブハウスの方にとって、今の状況とこれからの展望というのは非常にストレスであることと思います。

 

「ストレス社会」と昔から言われている現代ですが、昨今の影響もあってますますストレス対策というのが必要不可欠なスキルになってきている。

ただストレス対策において、私も含めてだが大多数が勘違いしていることがある。

それは、ストレスは「避けるべきもの」ではなく、「なるべく受け入れ利用し、自分を成長させてくれるもの」であるという事実だ。

この事実を皆さんはどう捉えるでしょうか?

そんなわけがない!!と思いますか?

それとも、へーそうなんだーってくらいに無関心でしょうか?笑

 

その根拠となる一つの例を出しましょう。

1998年にアメリカで3万人の成人を対象に行われた調査にでは、参加者にまず2つの質問をします。

  1. 「この1年間でどれくらいのストレスを受けましたか?」
  2. 「ストレスは健康に悪いと思いますか?」

その8年後の追跡調査により、参加者のうち誰が亡くなったかを調べたところ面白い結果が出ました。

まず、強いストレスを受けている場合の死亡リスクはそうじゃない人に比べ43%も高まっていました。ここまでは皆さんの予想通りですよね?

だがしかし、死亡リスクが高まっていたのは、「ストレスは健康に悪い」と答えた人たちだけでした。

そして驚くべき事に、強いストレスを感じていて、かつ「ストレスは健康に悪い」と考えなかった人たちの死亡リスクは最も低かったのです。

 

そんな思い込みで死亡リスクが変わってしまうとは驚きである。

この思いこみの力において面白かった実験がある。

ホテルの客室係を対象にした実験だ。客室係というのは運動量が多く、実際は国の推奨運動量の基準を超えるレベルではあるのだが、当の従業員はそうとは思っておらずアンケートにも定期的な運動はほとんどしていない、と回答した人が大半であった。

そんな参加者たちの体つきは一日中座っているようなオフィスワーカーと何ら変わらないレベルだったという。

そこで一部の参加者には、客室係の業務内容は立派な運動になることと、行動別の消費カロリーを伝えたところ、その客室係は体重と体脂肪が低下し、さらに血圧も下がったのである。

たった一つの「私は運動をしている」という思い込みだけで身体に現れる効果は変わってくるのだ!

 

この他にも紹介したいものがあるのだが長くなりそうなので今日はこの辺りで!

明日は、バンドマンなら知っておいても損はない?ストレス反応編でお会いしましょう。(笑)

 

最後に今回の話の元ネタを。一冊持っておいて損はない本だと思いますのでぜひ!

本が苦手。。という方は著者の方のTEDスピーチがありますので、日本語字幕にしてぜひご覧ください!!

 

 

p.s 著者の方すごい美人さんですよね。おかげで本もすらすら読めましたww


ケリー・マクゴニガル 「ストレスを友達にする方法」