ストレス社会とバンドマン 後編

最近もう夏なんじゃないかと思うくらい暑くないですか?

クーラーを使い始めそうだがどうにか我慢できている加藤です。。

 

さてさて、早速前回の続きといきたいところですが、ちょっとその前に僕のことを少しだけお話ししたいと思います。

 

 

僕は去年のたしか6月頃、十二指腸潰瘍という病気により腸に穴が開き1週間ほど入院していたことがあるのですが。

入院時後輩の女の子からもらったエッチな漫画については今度レビューしたのち供養してやりたいと思います。

この入院をする前に感じていた、みぞおち当たりの不快感が最近になってまた感じるようになりまして、前回は放置した挙句の入院だったので今回は早めに病院に行きお薬をもらったのがちょうど先週くらいの事。

お薬ももらって安心!と思っていた翌日の朝。「加藤さん、事件です!」

薬は朝食後の一回のみなのでヨーグルトを一口。お茶を一口飲んだところでした。突然胸のあたりがムカムカ〜としだし、よだれもたくさん出てきて、汚い話ですが耐えきれず全部吐いてしまいました。

昨晩から何も食べていなかったため、ほとんど水ばっかりでしたが、初めてのことです。賞味期限にもだいぶ余裕のあるヨーグルトだし食当たりではないはず。

考えてもよく原因がわからずとても不安になり、とりあえず食べ物は控え、落ち着いたところで水分だけでもと思い水を飲んだ時、再び嘔吐。ますます不安、まさにパニックです。

文字だけでは僕の感情が伝わらないのが非常に残念ですが、今では症状も緩和しご飯もそれなりに食べているので、安心してください?(笑)

ちゃんと明日も検査の予約を取ってありますからね!

 

ちょっと話が脱線しましたが、その時の不安というのは今も感じてるし、健康であることが人生においてどれほど大切なのかを改めて確認したわけです。

そこで僕は昨日紹介しましたストレス本を不意に手に取り、現状の打開策を模索。

この食事を取ることへの不安、ストレスをうまく利用しようとしたわけです。

そこで役に立ったのが3つのストレス反応に関する部分でした。

 

人の持つ3つのストレス反応

  1. 闘争・逃走反応
  2. チャレンジ反応
  3. 思いやり・絆反応

 

簡単に解説しますと、

1の闘争・逃走反応というのは、例えば目の前に包丁を持った不審者が立っていたとします。その場で闘うのか逃げるかの選択を迫られた時に、ある種のストレスホルモン(アドレナリンやコルチゾール)が分泌され、身体に瞬発的な力を与えてくれる、といったものです。

窮地に追いやられたジャンプヒーローたちはだいたいこの反応が出てるわけですな。笑

 

2のチャレンジ反応はバンドマン御用達だと思います!

例えばライブ直前のようなプレッシャーのかかる状況の時に、恐怖を感じず極限の集中状態のなか(いわゆるフロー状態)気づけばライブが終わってる、みたいな経験があればまさにそれです!闘争・逃走反応との違いは恐怖を感じていないという点などです。

ドラゴンボール孫悟空が闘う前に「おらワクワクすっぞ〜!」って言ってるのはまさにチャレンジ反応のおかげですね。さすがです、孫悟空。笑

 

3の思いやり・絆反応というのは、まさに今の世の中の状況と言ってもいいでしょう。これは、ストレスを感じた時に「人とのつながりを強めたい!」という気持ちが強くなることを言います。ライブハウス同士やバンドマン同士が連携をとったり、オンラインで飲み会をしたくなったり、恋人を思い浮かべて会いたくなったり。(童貞の僕にはよくわかりませんが)

ここで注目していただきたい今日一番のポイントは、この反応が起こる時に分泌されるストレスホルモンの一種オキシトシン別名「ラブホルモン」です。なんか、エロいね。

なんでこんな別名がついてるのかというと、誰かとハグをしたり、セックスをしたり、授乳をするときなんかもこのオキシトシンは分泌されるんです。またオキシトシンの効果により恐怖感が薄れたり、人を守ろうという利他的な行動を起こしたり、なんと心臓細胞のメンテナンスまでしてくれるという破格の性能だ。

FF7クライシスコアのザックスが最後の戦いで今まで出会ってきた仲間や恋人のエアリスを回想するシーンがありますが、あれもある意味では思いやり・絆反応と言えるんじゃないかな。あれはずるいよな〜。。初めてゲームで泣きそうになったわ。。。

 

以上3つのストレス反応でしたが、次はこれを僕がどのように活用したか、という話です。自分なりに分析したものがこちら。

 

ステップ1 ストレスの原因は?

これはすごく単純。食事を取るたびに吐いてしまうのが不安、ストレスだ。

 

ステップ2 そのストレスを感じた時、身体に現れたストレス反応は3つのうちどれ

      でしょう?

これはだいたい複合的なものです。僕の場合は、、、

不安と恐怖に駆られ、手は汗ばみ、原因を探ることに集中→闘争・逃走反応

知り合いに連絡したり、親や友人に話を聞いてもらいたいと思った→思いやり・絆反応

の2つが当てはまるかなぁと思います。

 

ステップ3 そのストレスの原因と反応を、別の意味に置き換えましょう。

これは慣れるまで難しいかもですが、僕の場合だと

吐いてしまうのは自分の身体を守るための防衛反応なのかもしれない。あるいは日頃の生活習慣や食事の質を見直すように機会を与えてくれているのかもしれない。

また、周りの人を大切にし、人間関係を見直す力を与えてくれているのかもしれない。

 

と、こんな感じで考えたわけです。

これにより、朝起きてから寝るまでのスケジュールを管理するようにし、ToDoリストの作成や、ブログの投稿、楽器の練習から部屋の整理整頓まで、生活の改善のため行動ができるようになり、とてつもなく苦手な人間関係にも改善しようと思えるようになったわけです。というかこれまでがダメ人間過ぎていたのは僕の反省点ですよね。はい。

 

今は健康だった時よりも生産性上がってる説?!までありますが、結局身体が資本。

健康という価値観は僕の中でもトップ5の価値観なので、無理なく少しずつ頑張ろうと思う次第です。

とまあ、これが僕の経験談になります。

読んで実践!とはなかなかならないとは思いますが、結論として、

「ストレスはそんなに悪い奴じゃないんだよ」ってことが伝われば幸いです。

コロナ に負けずにみんなで乗り越えて行きましょうね。

ではでは〜。