誹謗中傷人間に足りてないもの
久々にTwitter開いたら誹謗中傷に関するツイートがずらり。
何事か!と思って色々調べてみましたが、ネットを使った誹謗中傷が問題になっているようですね。
有名人の誹謗中傷というのは昔から続いてますが、あれは犯罪にあたる場合も多く罪に問われてもなんらおかしくないことをわかっててやってる人がどれほどいるのか。きっとそれほど多くはないのでしょうね。
ネットの匿名性を隠蓑にして好き放題言っているようですが、被害届が出ればすぐにばれます。
言論の自由が認められているけれども、その内容にはきちんと責任を持っていきましょうね。
この誹謗中傷民もそうですが、いわゆるアンチとか最近で言えば自粛警察のようなことをしている人たちは何故なくならないのか。
残念なことですが他人を蹴落とす、あるいは引き摺り下ろすことで自分の地位を上げたように見せようとする層、というのは一定数います。
人口で見れば10%にも満たない数字ですが、そういう人たちが寄ってたかって攻撃をしてくるとどうなるか。
ダルビッシュ選手が虫の大群の写真をアップしていましたが、上手い例えだと思い感動してしまいました!
自分たちはああはなりたくないものです。
では逆に、いわゆる人格者と呼ばれるような、人間性が素晴らしかったり、人とのコミュニケーションが非常に上手とされる人たちにはどんな特徴があるのか。
これは僕の考察ですが、こう言った人たちには共通点がありまして、「アサーティブ」なコミュニケーションができているということです。
「アサーティブ」とは、他人を尊重した自己表現のことを指します。
相手のことを傷つけないように自分を表現する。
僕が身につけたいと思っているスキルの一つでもあります。最近は特に!
ポイントはあくまで相手と自分は対等であることと、しっかりと自分の意見は伝えているというところです。
恋人、夫婦関係を長続きさせるためや、職場での人間関係構築にはマストなスキルでもあると思います。
バンド界隈でもたまにアサーティブコミュニケーションをとってる人を見かけますが、みんな本当にいい人です!憧れます!笑
具体的にどうやってやるの?って話ですが、話す前に前置きを使うというのはとっても使いやすいテクニックなのではないでしょうか?
「これをいうと失礼に当たってしまうかもしれませんが・・・」
「とても言いづらいことなのですが・・・」
などの前置きは意外と便利なフレーズです。
相手に話を聞いてもらいやすくすると共に、相手への敬意を示します。
ただへりくだった前置きには注意です。逆に話を聞いてもらえなくなる場合が多いので、自分の意見を伝えたいときには使わないようにしましょう。
他には自分の意見として伝えるということです。
例えばとある夫婦がいたとして、男側が家事を手伝ってくれないとか、LINEの返事をくれないとか、夜遅くまで帰ってこないとか。
そんなことがあったときに、「なんで〇〇なのよ!!」とか「どうして〇〇してくれないのよ!!」とかって言ってしまうと喧嘩になって逆に関係が悪化したりなんてのは良くあることだと思いますが、この場合でも「〇〇してくれないと(私は)不安だし困るんだけど」とか「〇〇してくれると私は嬉しいんだけど」と言った感じに、その物事に対して私がどう感じるのかを率直に伝えるのがアサーティブコミュニケーションです。
時として攻撃的な表現を使ってしまうことは人間誰しもあるとは思いますが、人が攻撃的になる=その人にとって重要な価値観が脅かされていると言い換えることができますので、そう言った時は攻撃し返すんじゃなくて相手のなんの価値観が問題なのかを見極めるように話を進めると、自然とアサーティブな会話になると思います。
ちょっと話がそれますが、よく価値観のズレで解散とか、離婚とかってのを目にしますが、価値観がズレていることってものすごく当たり前のことだと思うんです。
人の価値観って思ったよりも種類がたくさんありますし、それがぴったり合う人なんてほぼ出会わないんじゃないでしょうかね?
大事なのは相手の価値観に沿うことじゃなくて、それを認めてあげることです。以上。
アサーティブ、難しいですよね。。
相手と話すときにその人を尊重できているだろうか。
自分の意見ばかり押し通してはいないだろうか。
あるいは自分の気持ちを相手に伝えられているだろうか。
怒りに任せて話してはいないだろうか。
まだまだ先は長そうだ。。笑
ではでは〜。